100年前から育て、守ってきた「くじゅう九電の森」で森を学ぶ

2016年10月21日

日本一の地熱発電所を見学!~大牟田市立明治小学校4年生の皆さんに来ていただきました~

10月21日、大牟田市立明治小学校の皆さんを「くじゅう九電の森」に招待し、森の役割、森の適切な管理や地球温暖化などについて、 実験や体験を通じて楽しく学んでいただきました。  
 
この日は、 「くじゅう九電の森」の近くにある「八丁原発電所」に行きました。
「八丁原発電所」は、地球の熱で電気をつくる、日本で一番大きな地熱発電所!
地熱発電は、化石燃料を全く使わず、地下から取り出した蒸気を利用して発電するため、地球環境に優しい発電方法です。
 
「八丁原発電所・展示館見学ツアー」では、映像やパネルをつかって地熱発電の仕組みを学んだあとで、実際に発電所を見学しました。
子供たちは、実際に発電所を見学して、地熱発電やエネルギーに興味をもったようでした。

空気の力で水を冷却しているよ!

空気の力で水を冷却しているよ!

発電所内は、とても大きな音がしていたよ!

発電所内は、とても大きな音がしていたよ!

制御室には、スイッチがたくさん!

制御室には、スイッチがたくさん!

地熱発電について、わかりやすく説明してくれました!

地熱発電について、わかりやすく説明してくれました!

「くじゅう九電の森」では、森がもつ「水をたくわえる」「災害を防ぐ」役割について確認する「土壌透水実験」を行いました。
「森の土」と「公園の土」にそれぞれ水を流し、でてくる水を観察!
観察のポイントは、でてくる水の①色、②量、③速さ、④流れる位置の4つです。
子供たちは、実験結果のあまりの違いに、驚いていたようでした。
 

流れる水をよ~く観察してね!

流れる水をよ~く観察してね!

「森の土」と「公園の土」では流れた水がこんなに違います!

「森の土」と「公園の土」では流れた水がこんなに違います!

この日は、小雨が降っていたので、「林業体験」のプログラムを急遽「森林散策」に変更!
「くじゅう九電の森」の中は、木が屋根の役割をしてくれて、ほとんど雨に濡れることなく散策できました。
子供たちは、様々な植物の香りや手触りを実感し、自然に興味をもってくれたようでした。
「くじゅう九電の森」で過ごした時間をきっかけに、これからも森や自然を大切にしてね!
 

これから散策するコースだよ!

これから散策するコースだよ!

散策道には木のチップが敷いてあって歩きやすい!

散策道には木のチップが敷いてあって歩きやすい!

ここには樹齢100歳、直径120センチを越す大きな木があったんだよ!

ここには樹齢100歳、直径120センチを越す大きな木があったんだよ!

みんな、また遊びに来てね!

みんな、また遊びに来てね!

〔当日のプログラム〕(10:00~15:00)
午 前 オリエンテーション
森の講話、土壌透水実験
・森の役割等について学ぼう!
・森の役割「水源涵養機能」について実験しよう!
森林観察 ・森の中を散策しながら、生物多様性や木の生長について学ぼう!
昼休み 昼食
午 後 八丁原発電所見学 ・地熱発電の仕組みを学び、発電所を見学しよう!
 
 

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